フルーティストのための音楽交流プログラムトレーニングを開催しました
医療・福祉施設等で学習障害や自閉症、認知症の方に、音楽を通して寄り添える音楽家の育成をめざし、講師に、イギリスの室内管弦楽団であるマンチェスター・カメラータ首席フルート奏者・音楽療法士であり、医療・福祉と連携した音楽活動を展開しているアミーナ・フサイン氏をお招きして、フルート奏者のためのトレーニング講座を4日間行いました。受講者は神戸を含む近畿エリアで活動するフルート奏者が集まり、話し方や目線、動き方を学びながら、即興演奏にも挑戦しました。
3日目と4日目には、中学校特別支援学級の生徒と特別養護老人ホームの利用者様へ音楽交流プログラムをお届けしました。初めてのことが苦手な生徒が自ら初対面の演奏者と話す様子がみられたほか、心のおもむくままに体を動かしたり、笑ったり、泣いたりする方もおられました。
このプログラムは、2025年夏に開催するKOBE国際音楽祭の社会包摂事業の一環として、継続してまいります。受講者たちのこれからの活躍にご期待ください。